キャラクターのUV展開02（顔）

前回、キャラクターのUV展開の下準備まで紹介しました。

キャラクターのUV展開01（下準備）


引き続いて、実際にキャラクターのUVを展開していきます。

現在「body」「head」「face」の3つの部位があります。

まずは、一番シンプルな形状の「face」からUVを開いていきます。

レイアウトを「UV編集」に切り替えて、「アイテムリスト」で「face」意外を隠しておきます。
続いて「リスト」の「UVマップ」の「Texture」を選択しおきます。

このような形状を展開する場合は「アンラップ」ツールを利用して展開するのが簡単です。「アンラップ」はエッジを選択してUVの継ぎ目を定義して展開するツールです。

メッシュの形状をわかりやすく確認するために、表示を「グーチトーン」に切り替えます。

UVの継ぎ目になるエッジを選択していきます。後頭部のエッジを選択します。

「アンラップ」をクリックして、UVウィンドウをクリック。
選択したエッジを継ぎ目としてUVが展開されます。
表示を「テクスチャ」に切り替えて確認してみます。
テクスチャが貼られているのが確認できますが、サイドが歪んでしまっています。

「リラックス」ツールを使って歪みをとっていきます。
「リラックス」をクリックした状態でUVウィンドウでマウスをドラッグしていきます。
歪みは無くなっていますが、UVチェッカーのサイズが顔の正面と後頭部で変わっています。

リラックスのモードを変えてみます。
デフォルトの設定ではモードは「等角」となっています。
これを「アダプティブ」に変更してもう一度ドラッグしてみます。
「アダプティブ」はUVをメッシュの比率に合わせてリラックスをかけてくれます。
UVチェッカーのサイズが均等にUVリラックスがかかっていますね。



以上で「face」のUV展開ができました。
次回は「head」のUVを展開していきます。