2015年9月2日水曜日

マテリアル(反射)_スペキュラについて_01

スペキュラについてまとめてみます。

まず、スペキュラって何?
ってことなのですが、簡単にいうと物体表面にライトの光が当たったときに発生するテカりを擬似的に表現するパラメータになります。金属、プラスチックなど、ハイライトが発生する質感を表現するのに利用できます。


まず、パラメータを見てみましょう。
「スペキュラ量」「フレネル」「スペキュラの色」「ラフネス」「異方性」
なんだかよくわかんない言葉が並んでいます。



「スペキュラ量」
スペキュラの強さになります。数値が高くなるとハイライトが強くなります。
左から0%、25%、50%、75%、100%です。

「フレネル」
こいつがちょっと解りづらいのですが、数値を高くすることによってメッシュに対してカメラとライトの角度が大きくなるほどハイライトが強くなります 。
自分でも何言っているのか解らないので実際やってみます。



円柱を用意して側面図のようにカメラを配置しています。
ライトは正面から照らしているものと背面上方から照らしているもの二つを配置します。


背面ライトとカメラの角度は大きくなります。


正面ライトとカメラの角度は小さくなるわけです。



画面左がフレネルの数値が0%、右が100%です。
ちょっと解りづらいですが、カメラとの角度が大きい背面ライトのハイライトが強くなります。
カメラからの角度が小さい正面ライトのハイライトは変化がありません。



「スペキュラの色」
これは単純にスペキュラの色になります。
ここで設定した色がハイライトに反映されます。


「ラフネス」
ここの数値でハイライトの部分の範囲を調整します。
数値が上がると範囲が広くなります。
左から0%、25%、50%、75%、100%です。


「異方性」
異方性を利用することでメッシュの形状とは異なるハイライトを入れることができます。
UVと合わせて使うため説明はまた別の機会にしたいと思います。


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