2015年11月7日土曜日

マテリアル(反射)_エネルギー保存

マテリアル(反射)のプロパティにある「エネルギー保存」について紹介します。

このあたりについては自分自身も曖昧にしていた部分で、
今回、色々調べた上で自分なりの解釈をまとめてみました。
間違ってたらすみません・・・


さて、「エネルギー保存」ですが、チェックを入れることで現実世界での「ディフューズ量」と「スペキュラ量」のパラメータの関係を再現すように自動的に補正をかけてくれる機能になります。












もうちょっとかみくだいて説明すると、
現実の世界では「ディフューズ量」と「スペキュラ量」の合計が100%を超えることはありません。
しかしmodoのマテリアル設定のパラメータ上では
「ディフーズ量」100%、「スペキュラ量」100%、合計200%
といったような現実ではありえない値を入れることが可能です。
このような、現実世界ではありえない値を自動的に合計100%になるよう補正をかけてくれる機能になるようです。


実際にチェックの有無で「スペキュラ量」の値を変えた時、
どのような変化があるか確認してみます。


「エネルギー保存」チェックなし
「ディフューズ量」 100%
「スペキュラ量」 左から0%、25%、50%、75%、100%










スペキュラ量を上げるとハイライトが強くなります。
もとの色には変化がありません。


「エネルギー保存」チェックあり
「ディフューズ量」 100%
「スペキュラ量」 左から0%、25%、50%、75%、100%










、ディフューズ量がスペキュラ量が増えるにつれて減っていきますので暗くなっていますね。

制作をする上では、単純にフォトリアルなマテリアルを簡単に再現してくれる機能!と考えていてもいいかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿