今回は、レンダー出力のバリエーションの一つである「アンビエントオクルージョン(Ambient Occlusion)」について紹介していきます。
アンビエントオクルージョンって何?
通常のレンダリングのように配置したライトの位置から影を描画するのではなく、
配置されたメッシュの位置関係から奥まった部分に影を描画するといったレンダー出力となります。例によって文章だけじゃ解りづらいと思いますので、実際にやってみます。
適当なモデルを用意します。
昔趣味でモデリングしたヤツ。
デフォルトの設定でレンダリングするとこんな感じ・・
「シェーダツリー」に「アンビエントオクルージョン」を追加します。
レンダー出力「Final Color Output」を選択している状態で、
「レイヤー追加」>「レンダー出力」>「ライティング」>「Ambient Occlusion」 を選択。
「シェーダツリー」に「Ambient Occlusion Output」というレイヤー出力が追加されました。
「F9」キーを押してレンダリングします。
レンダリングされたら、レンダリングウィンドウの出力を「Ambient Occlusion Output」選択。
アンビエントオクルージョンのレンダリングが表示されます。
はじめに言ったように、奥まってる部分(方のパーツの内側など)に影が描画されているのが確認できます。
出来上がった、アンビエントオクルージョン画像はPhotoShopやAfterEfecuts等で合成なぞして利用してみてください。
「FinalColor」
「Ambient Occlusion」
「FinalColor」に「Ambient Occlusion」を乗算
例えばこんな使い方。
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