2017年7月7日金曜日

アクションセンター02(選択境界・選択中心と自動軸)

前回に引き続き「アクションセンター」について紹介していきます。

↓前回はこちら↓
アクションセンター01(none・自動・座標)

「選択境界」

説明のために球体から「べベル」でポリゴンを伸ばした形状を準備。
伸ばした部分の途中までのポリゴンを選択した状態にしておきます。




「アクションセンター」を「選択境界」にして、トランスフォームツールを選択します。
選択しているポリゴンの境界にアクションセンターが配置されました。
軸は選択しているポリゴンの法線の平均値になります。


スケルトンを仕込まない場合のキャラクターのポーズ付けなどに使っていけるツールです。



「選択中心と自動軸」

「選択中心と自動軸」ショートカットは「Alt」+「D」です。
これは前回紹介した「選択」と似ています。
「アクションセンター」の座標は「選択」と同じく選択しているエレメントの中心に配置されます。「センターモード」でのアプローチのしかたも「選択」と同じです。

軸ですが、「選択」では選択しているエレメントの法線の平均値に設定されていましたが、「選択中心と自動軸」ではデフォルトの状態ではワールド座標のXYZの方向に設定されています。



また、軸の方向に関してパラメータの「アクションアクシス(自動)」の「ハンドル」を調整することで変更可能です。


「ハンドル」「なし」

軸の方向がワールド座標に一致されます。
パラメータの「軸」を切り替えても特に変化なし。


「ハンドル」「単一ハンドル」

表示される水色の■をドラッグすることで、「アクションセンター」の軸を変更することができます。

パラメータの「軸」を切り替えることで、水色■の伸びている方向を変更することができます。


「軸」X


「軸」Y


「軸」Z



「ハンドル」「2ハンドル」

軸を定める二つの水色■を操作することで、「単一ハンドル」より複雑な軸方向を設定することができます。
「軸」パラメータを切り替えることで例によって軸の方向を定義することができるっぽいです。ちょっと挙動についてはまた詳しく調べてみます。


今回はこのへんで、次回も引き続き残りの「アクションセンター」の種類を紹介していきます。

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