2017年5月9日火曜日

アイテムとは?03(便利機能)

今回は「アイテム」について、便利機能を紹介します。



 
以前の紹介でもあったように、「アイテム」は「プロパティ」の「トランスフォーム」で位置や角度、スケールを確認することができます。「アイテム」選択で移動や回転、スケールを行った場合ここの数値が変化しているのが確認できます。



ツールの中にはワールド座標を基準として機能するものが多くあります。「アイテム」として移動させた後、ツールを実行すると思った結果にならないパターンがあるわけです。そんな時の便利機能を紹介します。



 
例えば「鏡面コピー」。顔を半分モデリングして「アイテム」で「移動」「回転」をかけたのちに「ポリゴン」選択で「鏡面コピー」をかけようとしたら、、こんな感じに、、
(実際、こんなアプローチすることはないと思いますが、、、)



 
一度「鏡面コピー」の前に戻ってもらって「アイテム」タブの「Mesh」の左隣にある空欄をクリックすると、



 
「Mesh」をデフォルトの位置に変更してくれます。 クリックした部分にアイコンが表示され機能がオンになっていることが確認できます。



この状態であれば「鏡面コピー」も問題なく実行してくれるわけです。



 
終わった後はアイコンをクリックして「アイテム」の位置を戻しておきましょう。
※機能をオンにしたまま作業を進めて座標系がメチャクチャになっちゃう学生、多いっす。



次回はトランスフォームで変更された座標に対して様々なアプローチをしていきます。

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