2017年5月30日火曜日

「Delete」と「Back Space」と時々「折り畳み」

「Delete」と「Back Space」ともに選択したメッシュを削除するツールですが、微妙な違いがあるようなので紹介します。



ポリゴンを選択してそれぞれ実行してみます。





 
「Delete」 選択されたポリゴンが削除されています。



 
「Back Space」 こちらも選択されたポリゴンが削除されますが、頂点が残っているのが確認できます。



なるほど!
 「Delete」は普通にメッシュ削除して「Back Space」は頂点を残したまま削除するんだな!
ってことでエッジでも確認してみます。



 
エッジ選択



 
「Delete」 選択されたエッジが削除されました。ポリゴンは残ったままです。



「Back Space」 選択されたエッジが削除されました。ポリゴンは残ったままです。



・・・・・・・・・?

・・・同じだ・・ ・



??ポリゴンの場合は頂点が残ったからてっきりエッジでも頂点が残るものと思ってたのに!
ウチダの知らない機能が内蔵されているのか!?
実際どうなの!?

ってことでヘルプで確認してみました。


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Delete (削除) コマンド

削除 コマンドはメニューバーの Edit (編集) メニューにあります。キーボードの Del (Delete) キーを押しても同じ結果になります。このコマンドは、シェーダツリー であれ アイテムリスト であれグラフ編集であれ、選択したアイテムを例外なく消し去ります。3D ビューポートで選択されているコンポーネントでも同じです。「削除」は、選択対象に含まれるものすべてを取り除きます。ポリゴンであれば、そのポリゴンを構成するエッジや頂点も消えます。ただし、選択対象を囲む、選択されていない形状のコンポーネントには影響が及びません。

Remove (除去) コマンド

除去 コマンドはメニューバーの Geometry (形状) メニューにあります。こちらは、選択したコンポーネントだけを消し去る機能です。実際にやってみると、「エッジ」以外のコンポーネントでは、「削除」と同じ結果になります。

エッジを選択した場合

エッジを「削除」すると、そのエッジを構成要素に持つポリゴンも消えてしまいますが、「除去」では、エッジだけを消してポリゴンを残すことができます。

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ヘルプに書いてあることも微妙に実際の挙動と違っていました。 
今のことろ正解が何なのか確認できないので保留ってことで・・・



なんかモヤモヤしちゃいましたが、今回ホントに紹介したかったのはこっち


「折り畳み」
エッジに対して実行できる機能です。こいつを利用することで選択したエッジの両端の頂点を平均の座標で融合することができます。



 
エッジを選択 



 
「エッジ」>「折り畳み」
ショートカット 「Ctrl」+「Back Space」 
選択したエッジの両端の頂点を融合しました。 



この機能が真価を発揮するのは「リング選択」(「alt」+「l」)などで一度に複数のエッジに折り畳むときです。(ウチダが勝手に思ってるだけですが・・)



ループスライスでエッジ増えすぎちゃったな・・・そんなのとき、
二つの並んでいるエッジを選択した後「リング選択」(「alt」+「l」)で複数のエッジを選択 。



 
その後「ctl」+「Back Space」で「折り畳み」を実行させました。 
 するとこんな感じでエッジを減らすことができました。


ちょっとイレギュラーで思わぬエラーも出ちゃいましたが、「折り畳み」機能はホントに便利なので使てみてください。 

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