2017年5月22日月曜日

画像をバックにはる「Backdrop Item」を使ってみよう01

人体や車、工業製品をモデリングをする際、三面図の画像がある場合、バックグランドに画像を表示してモデリングをすることができます。


今回、頭蓋骨の「上面図」「側面図」「正面図」 の画像をそれぞれの作業画面に配置していきます。





まずは「アイテムリスト」タブを表示します。



 アイテム追加のプルダウンメニューから「Backdrop Item」を選択。



 
作業画面に白い板が表示され、「アイテムリスト」に「Backdrop Item」というアイテムが追加されました。



次に追加された「Backdrop Item」に画像を設定します。「プロパティ」の「バックドロップ」から「画像」をクリック。



「クリップの追加」から「画像の読み込み」を選択。



頭蓋骨の正面である「front」を選択します。



作業画面に読み込んだ画像が表示されました。



読み込んだ画像は「アイテム」選択で移動することができます。
ちょっと位置をZ軸方向に下げて、原点の場所をあけておきましょう。実際モデリングする際の領域を確保します。



次に側面の画像 「side」を配置していきます。


 
新たに「アイテム追加」から「Backdrop Item」を追加し、「side」を読み込みます。



右側から見たの画像になるので、「プロパティ」>「バックドロップ」の「プロジェクションタイプ」を「右面」を選択。



 
右面の画面に画像が表示されました。
「アイテム」の「回転」では作業画面の右面には画像は表示されないので、必ず「プロジェクションタイプ 」で画像の向きを決めてください。


パース画面を見ると側面の画像の前後が逆転しているのが確認できます。



そんな時は反転をチェック、画像を反転して表示することができます。



正面の画像と同じく、移動させて原点から少し外しておきましょう。
また「アイテムリスト」でわかりやすい名前をつけておきましょう。



上面も同じように配置しました。
画像の位置、回転、スケールはトランスフォームに表示されます。

以上のように画像を配置して、それをテンプレートにしてモデリングを進めることができるわけですね。


次回は「Backdrop Item」の「プロパティ」を詳しく紹介していきます。

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